SmaGO

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サステナブルな社会の実現を目指す BIPROGYグループとフォーステックが資本業務提携

2023年7月12日 プレスリリース

環境問題の課題解決に取り組むフォーステック(弊社)とBIPROGYは、サステナブルな社会の実現を目指して、デジタルを活用した新たな価値の創出・市場への提供を目的に本日業務提携契約を締結しました。またそれに先立ち、BIPROGYグループのEmellience Partners株式会社が2023年5月16日に第三者割当増資を引き受け、資本提携を行いました。
BIPROGYグループの持つ社会を豊かにする新しい価値の創造と社会課題の解決に取り組んできた経験と、フォーステックが提供するIoTスマートゴミ箱「SmaGO」の強みを生かした戦略的共創を通じて、ゴミ回収の効率化といった社会課題解決に向けて新たな事業を創出していきます。

【背景】
都市部や観光地などの人が集まる場所におけるゴミ箱不足問題などのゴミに関する社会課題が顕在化しています。また、ゴミ回収業務の側面では、厳しい労働条件や不規則な労働時間によって、人材の採用や定着も課題となっており、人口減少と少子高齢化が進む中で、デジタル技術の活用や仕組みの改善によるゴミ回収の効率化が求められています。
本業務提携を通じて、BIPROGYグループのデジタル技術とフォーステックの「SmaGO」を活用し、両社の強みを生かして、「街の美観維持(街や観光地のゴミ問題・景観破壊問題の解消)」「都市環境の良好化(誰もが心地よく暮らせる社会の実現)」「ゴミ回収の効率化(人材不足解消、自治体などのコスト負担軽減)」「ゴミ回収車の運行頻度低減による温室効果ガス削減」など、持続可能な循環型社会の実現に取り組んでいきます。

【業務提携の内容】
■IoTスマートゴミ箱「SmaGO」をBIPROGYが販売
BIPROGYグループの幅広い顧客ネットワークやサービス提供力と、フォーステックの革新的な製品「SmaGO」を組み合わせ、街の美観の維持向上や顧客やパートナーに対するゴミ回収業務の効率化といった新たな価値提供を推進していきます。
■BIPROGYグループとフォーステックの強みを生かした新たな価値創造
「SmaGO」で取得したゴミ堆積などのさまざま情報をBIPROGYグループのデジタル技術で分析することで、ゴミ容量の予測や最適なゴミ回収のルートプランニング、ゴミ箱の配置など、環境貢献と持続可能な街づくりを推進していきます。
お客さまが保有しているシステムとの連携や業種業態を越えたエコシステムとの連動、そこで生まれた新たなニーズへの対応など、今はまだ顕在化されていない新たな価値を創出するとともに、企業・業種の垣根を越えたデータ連携・活用にも取り組んでいきます。
■Emellience Partnersによる出資
BIPROGYグループのEmellience Partnersが、フォーステックにリードインベスターとして2023年5月16日に出資しています。
Emellience Partnersは、DX領域でのビジネスを支援し、顧客・パートナー企業と共創的事業創出を行っています。今後はフォーステックの事業支援だけでなく、BIPROGYグループとフォーステックの協業支援を進めます。

【IoTスマートごみ箱「SmaGO」とは】
「SmaGO」は、IoTを活用したスマートゴミ箱で、ゴミの堆積状況を逐次クラウドに送信してリアルタイムでゴミの堆積状況を確認できます。ゴミ箱内のセンサーがゴミを検知し、ゴミが溜まると自動的に約1/5まで圧縮され、限られたゴミ箱のスペースを最大限活用することでゴミ回収の効率化につなげます。また、ソーラー発電で動作するため、環境にやさしく電気代も不要です。また、SmaGOを広告メディアとしてラッピングし、企業に協賛頂くことで、広告主にとって企業のCSR活動につながるモデルとして展開しています。

「SmaGO」は米国Big Belly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用しており、ニューヨークのタイムズスクエアやフランス、イギリス、アイルランド、ドイツなど世界50カ国以上の自治体で導入されています。

■各社コメント

フォーステック 代表取締役 竹村 陽平

弊社は日本全国で社会課題化しているゴミ問題に対応するソリューションを提供して
おります。深刻化するゴミ問題に対して、さらなるゴミ回収の効率化やリサイクル率の向上などが必要となってきており、今回の提携を通じ、BIPROGYグループと協同してサーキュラーエコノミーの推進、更にはBIPROGYグループのデジタル技術も組み合わせて「SmaGO」の進化に取り組んでまいります。

 

BIPROGY 業務執行役員 兼 Emellience Partners 代表取締役CEO 千葉 真介

環境問題に取り組むフォーステック社の活動に共感し、BIPROGYグループとの共創的事業創出へ向けた出資を行わせていただきました。竹村CEOは経営能力が高く、自治体や大企業を巻き込んで社会を変えてくれると期待しております。BIPROGYグループとフォーステックが目指す持続可能な社会の実現へ向け、協同してビジネスエコシステムを構築し、ゴミによる社会課題の解決に取り組んでまいります。

 

■ BIPROGYについて
商号 : BIPROGY株式会社
設立 : 1958年3月29日
所在地 : 〒135-8560 東京都江東区豊洲1-1-1
代表 : 代表取締役社長 平岡 昭良
事業内容:クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムやネットワークシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売および各種システムサービス新たな Purpose に掲げた社会的価値創出企業の実現に向け、2022年4月1日に日本ユニシス株式会社から会社名(商号)を変更しました。(https://www.biprogy.com/)

■ Emellience Partnersについて
商号 : Emellience Partners 株式会社
設立 : 2020年7月1日
所在地 : 〒135-8560 東京都江東区豊洲1-1-1
代表 : CEO 千葉 真介
事業内容:デジタルトランスフォーメーション領域における共創的新事業創出コンサルティングを含む新事業創出のための支援機能提供(https://www.emellience.com/)

■フォーステックについて
商号 : 株式会社フォーステック
設立 : 2019年4月15日
所在地 : 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
代表 : 代表取締役 兼 CEO 竹村 陽平
事業内容:日本各地へのスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の設置を通した、街と企業と人々が一体となった環境活動の提案(https://forcetec.jp)
※SmaGOは株式会社フォーステックの登録商標です。
※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

<本ニュースリリースに関するお問い合わせ>
https://corp.forcetec.jp/inquiry/