神戸市がSmaGO を活用し、ぽい捨て防止に向けた実証実験を10/7より開始!
2022年10月5日 プレスリリース
記者資料提供(令和4年9月30日)
神戸市は、株式会社フォーステック(以下「フォーステック」)と協働し、フォーステックの提供するスマートごみ容器を、三宮フラワーロード周辺に設置している街頭ごみ容器と入れ替え、ぽい捨て防止に向けた実証実験を10月7日より開始します。
今回、共同設置するスマートごみ容器は、環境にやさしいソーラー発電で動くIoT機能付です。投入されたごみを自動的に約1/5に圧縮する機能により、ごみ収集作業の効率化を図ります。また、スマートごみ容器本体を広告スペースとして活用し、その広告収入をスマートごみ容器の設置費用や維持管理費などに充当します。
この取組は、起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す目的で、スタートアップから最先端のテクノロジーを用いたソリューション及びその実証実験の提案を受け、社会・行政課題の解決を目指す「Urban Innovation KOBE +P(アーバンイノベーション神戸プラスピー)」事業の一環として行うものです。(『+P』はプロポーザル(提案)の意味)フォーステックとの取り組みは、本事業の第14号となります。
1.スマートごみ容器の設置について
概要
- 実証期間:令和4年10月7日~令和5年3月末(予定)
- 設置基数:6か所12基設置(2基1セット)
- 協賛企業:和田興産株式会社・フジッコ株式会社
提案内容
ごみ回収の効率化
- 自動圧縮によりごみ収容量を約5倍にすることで、ごみが溢れることがなく、まちの美観を維持
- 1日2回のごみ回収を、1日1回に回収数を削減
ぽい捨て削減効果
- 神戸らしいデザイン広告を掲載し、ごみ容器の認知度を高め、ぽい捨て削減
2.スマートごみ容器の仕様等について
- 米BigBelly Solar社が開発した株式会社フォーステックが展開するスマートごみ容器
- 世界46カ国以上で70,000台以上導入
- 国内では令和2年より東京の表参道などに設置
【機能】
- 上部のソーラーパネルによる発電及び充電が可能
- 一般ごみ用は、ごみが溜まると自動で約5~6倍に自動圧縮
3.設置場所
※①②④が和田興産株式会社、③⑤⑥がフジッコ株式会社のデザイン
4.デザインイメージ
※デザインは変更となる可能性があります。
【和田興産株式会社コメント】
「住みたい街に 住みたい家を」をテーマに人・街・未来とつながり、誰もが心地よく暮らせる社会をつくることを使命として、一人ひとりに快適な住まいの提供に努めてまいりました。私たちのホームタウンである神戸をより美しい街にしたいと想い、今回のプロジェクトに協賛いたしました。
【フジッコ株式会社コメント】
フジッコ株式会社は1960年の創業以来、海の恵みである「昆布」を主力の一つとして様々な商品を開発し、皆さまの食卓へお届けしてまいりました。今、大きな環境問題となっている海洋プラスチックゴミは、8割以上が街から流れ出たものとされています。今回の取り組みがこの環境問題解決の一助となればと考えており、その想いを「街からとめよう、海洋ごみ」というメッセージに込めました。
5.会社概要
会社名│株式会社フォーステック
代表者│代表取締役社長 竹村 陽平
設 立│2019年4月15日
住 所│東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6階
URL│https://forcetec.jp
事業概要│「Smart Action on the GO」(環境のための具体的なアクションを続けていく)をスローガンに、日本各地へのスマートごみ容器「SmaGO(スマゴ)」の設置を通して街と企業と人々が一体となった環境活動を提案
6.その他
スマートごみ容器の設置に伴うセレモニーを開催します。
日時:令和4年10月7日(金曜)9時~9時15分
※セレモニー終了後にクリーン作戦を実施予定(雨天中止)
場所:サンキタ広場(神戸市中央区加納町4丁目2)
内容:・スマートごみ容器のお披露目
・関係者挨拶
・スマートごみ容器のデモンストレーション
※新型コロナウイルスの感染状況により、セレモニーの縮小や中止がある場合があります。